NAD11をBIC WiMAX SERVICEからmineoへ、嫁のiPhone 5sをauから同じくmineoへ更新した「格安SIMで一家の通信費を安くするのだ」大作戦だが、ついに、自分のiPhoneをauから脱出させる時が来た！
恒例の脱出前後の計算。
Step 3 [第十四次 回線更新] (自分のiPhoneをauからIIJmioへ、モバイルルーターを廃止) のもくろみ
Step 3 直後の通話料など変動費目を除いた、固定費目(税抜き)だけの状況がこんな感じ。
| 使用者 | 機種 | キャリア | 固定費合計 |
|---|---|---|---|
| 自分 | iPhone 6s Plus | au→IIJmio | ¥6,898→¥1,600 |
| mineo→廃止 | ¥850→¥0 | ||
| 妻 | iPhone 5s | mineo | ¥1,413 |
| 母 | ガラケー | au | ¥1,537 |
| 子ども (上) | mamorino3 | au | ¥836 |
| 子ども (下) | mamorino3 | au | ¥836 |
| 家族 | 固定電話 | KDDIホームプラス | ¥1,733 |
| マンションの既設光回線 | KDDIの系列外 | 管理費に組み込まれている |
モバイルルーターを廃止して、iPhone 6s Plusでテザリングをしようと思ってる。
これで月¥7,955、年で¥95,460となり、前回と比べると、月¥6,149、年で¥73,788の削減になる。
まだ全部の回線がau(KDDI)にあった頃(月¥21,566)と比べると、月¥13,611、年で¥163,332の削減にもなる。
方針
今回のMNP転出は、ただ料金を安くしたいというだけでなく、
- 海外でも使えるように、iPhone 6s PlusのSIMロックを解除する
- モバイルルーターを廃止するため、転出後にテザリング可能なこと
の二つを満たす必要がある。
いろいろ調べると、格安SIMを使ったうえでテザリングを行なうには、DoCoMo回線を使うものでないと、現状はダメらしい。
元々au版のiPhoneであるので、DoCoMo回線で使うにはSIMロック解除も必須ということで、この二つの条件は密接にリンクしていた。
そこで、いつものBICで窓口で即日開通できる、DoCoMo回線仕様のBICのIIJmioを使うことにした。
SIMロック解除はいつやればいい？
次に問題となるのはSIMロック解除をいつやるのか。
SIMロック解除自体はauに連絡すればすぐにやってもらえるらしいが、やった後にどういう状態になるのかが全く分からない。
やってしまうと、新しいSIMロックフリー端末をau回線につなぐのと同じ設定を、あらためて入れる必要があるのか？ (で、その設定はどこに？)
そうすると、MNP予約番号の発行はできるのか、できないのか？
逆に、MNP予約番号発行だけなら動作はなんにも変わらないので、SIMロック解除前にMNP予約番号を発行してもらって、その後に解除がいいのか？
インターネットを丹念に探しても、この順番を記述したページがない。
もしかすると、本Blogが日本初かもしれない。
手続きの順番
結論からいうと、本邦初公開の順番は
- SIMロック解除
- MNP予約番号発行
- BIC SIM契約
となる。
SIMロック解除が先、MNP予約番号発行が後。
これはMNP予約番号を発行すると、auの契約内容の変更が禁止されてしまうため、SIMロックの解除もできなくなってしまうから。
SIMロック解除
SIMロック解除はauショップでやってもらう方法もあるが、¥3,000もする。
自分でWeb上でやれば無料なので、自分でやるのをおススメしたい。
まず、auのホームページに行って、SIMロック解除をするスマホと結びついたau IDでログインをしてほしい。
その後にSIMロックの解除を行う画面に行くわけだが、例によって嫌がらせのごとくわかりにくい。
なので、URLを上げておくので以下をクリックしてほしい。
画面が出てきた後に、下の方にスクロールすると「「SIMロック解除が可能かどうか」を確認する」というボタンがあるのでクリックする。
すると、以下の画面になるので、スマフォのIMEIを入力して「判定」ボタンを押すと、SIMロック解除用の画面が出てくるはず。
そこで、SIMロック解除をおこなう。
SIMロック解除を行っても、動作は変わらず、その後に特別なことはなにもすることはないので、安心して。
MNP予約番号
これは電話するだけなんだけど、やっぱり電話番号を見つけるのが大変なので、前回の記事を見てね。
ただし、彼らは何としてもMNP転出を阻止しようとするので、こちらからちゃんと要求をいう必要がある。
気を利かせてやってくれるということはまったくない。
今回も、
- こちらは、どうあっても転出したい
- あちらは、なんとかして転出を食い止めたい
という頭で会話しているので、話がかみ合わないときがあった。
主語をあいまいにされると、訳が分からなくなる。
こちらからすると、
「〇〇を実行する。」
の〇〇は「MNPの転出」の一点なので何の問題もない。
ところが、au側の〇〇は「MNPの転出」だったり、「転出後のUQ mobileへの転入 (手数料無料にします)」だったり、「SIMロックの解除」だったり、「転出の中止」だったりするので、ちゃんと言ってくれないと、危険すぎて「はい」と答えられない。
「では、実行しますね。」
と言われて、
「え、なにを！？」
と聞き返したら、数秒間沈黙があって、
「MNPの転出のことですが、実行していいのですよね？ (冷)」
と聞き返された。
口調には、
「(それをやるためにお前は電話してるんだろう？ あほか…)」
という感じがありありと出てた。
いや、おたくが罠かけっぱなしだから、そうなるんだろうよ。
あと、注意が必要なのは残債と毎月割。
残債はそのまま分割で払い続けるか、一括で払えるか選べるので、分割のままにすればいきなりドカンと持ってかれることはない。
問題は毎月割。
実は、転出した月の料金は日割りで払うが、毎月割は完全になくなる。
NOTHING!! 日割りで値引いてくれるわけではない。
その後の手続き
SIMロック解除、MNP予約番号の入手さえできればこっちのもの。
あとは、ビックカメラに行って窓口で全部やってもらうだけ。
ビックはいい。auの担当とは比べ物にならない…
特に今回はキャンペーン中で6ヶ月間データ量倍増というラッキーがあって、3GBの契約で6GB使えるので、テザリングを考えても一番安いやつでOK。
さらにビックSIMはWi2 300が無料でくっついてくるので、自分の立ち回り先を考えるとかなりお得。
ようやく本丸の脱出に成功した。
次は母と子だ。
auとの戦いはまだまだ続く。
NEC Wi-Fi WALKER WiMAX 2+ NAD11はついに退役
一方、この更新で3年弱にわたりノマドワークを支えてくれたNEC Wi-Fi WALKER WiMAX 2+ NAD11は、iPhone 6s Plusのテザリング開始とともに廃止となった。
この子は非常にできる子で、名機と呼んでよいと思う。
今までありがとう。
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導入
mineoにSIM交換
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方針
行動
- モバイルルーターをBIC WiMAX SERVICEからmineoへ。(完了)
- 妻のスマホをauからmineoへ (完了)
- 自分のスマホをauからIIJmioへするのと同時にモバイルルーターを廃止して、自分のスマホでテザリングする (完了)
- 実母のガラケーをスマホにしてIIJmioへ (延期)
- 子のガラケーをスマホにしてIIJmioへ (完了)
- 妻のスマホをIIJmioへ。自分以外、家族統合 (予定)
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