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改善にはまず、記録から: PDCAサイクルを見直そう

ノートにペンで書こうとしている、手元アップの写真 ライフハック

P(Plan)、D(Do)、C(Check)、A(Action)のどこに記録があるの?

そう、思ったお父さんもいるだろう。

しかし、声を大にして言う。PDCAサイクルを回す、最も重要なことは「記録」であると。

前回はPDCAサイクルを見直すために、専門家の力を借りようという提案だった。

Yokohama Lifehack Hands-on: PDCAサイクルを見直そう
仕事に起業準備に子育てにプライベートに、お父さんは色々忙しいことだろう。しかし、のんべんだらりと生活していては、夢に近づくことはできない。タスクはこなせているだろうか? 日々のPDCAサイクルは回せているだろうか?Lifehack H...

今回は、私のPDCAサイクルのうち、記録の部分が現状どうなっているかを棚卸ししたい。

もちろん10/18(土)に北(@beck1240)さんと、佐々木(@nokiba)さんにレビューしてもらうためだ。

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記録の重要性

計画(P)を練って実行(D)。
ここで、実行とともに記録を取る。

それによってレビュー(C)のときに、なにが良かったか、何が悪かったか、判断がつくのだ。
記録を取っていなければ、反省のしようがない。

私の現在のPDCAサイクル(Baseline 0)では、以下のデータを記録している。

いま記録していること (Baseline 0)

作業ログ

その時間帯に行っていた作業のログをMicrosoft Excelで取っている。

0830 – 0840 メールチェック

のような、いつ、なにをしていたかの記録だ。

これは@jMatsuzakさんの方法を踏襲していて、日次レビューで「やりたいこと」「やるべきこと」「やってしまったこと」に分類し分析している。

もちろん「やりたいこと」の時間を最大化するためである。

食べたもの

毎食、iPhoneで写真をとり、Evernote Food (2015/09/30 サポート終了)へ記録している。

一番は、妻からなに食べたい? と言われたときに、かぶらないようにすることだ。
お父さんなら、どんな状況か冷や汗とともに再生されるであろう。

また、私は村山彩(@Aya_latte)さんの理論を信奉しているので、48時間以内に取得した栄養素のリバランスができたかどうか、運動後の食欲センサーが正しく働いていたか、チェックのために記録している。

思いつき・気付き

なにか作業をしているときに、まったく関係ない事柄について、ふと、提言めいたものが思いつくことがある。
これを集めているのが、このログだ。Microsoft OneNoteに記録している。

「朝起きたら、まず最初に今日の予定を確認すべきだ。」「あの作業をするには、まず、この作業をやってからの方がよい。」とか。

最近では、

「もしかして、すんごい、体の調子悪い上に不健康? 常態化しちゃっててわからなくなっているだけで。」

というログもあった。

心身ともボロボロである。

主張・考え方

「思いつき・気付き」に似ているのだが、突然、あるトピックについて、「私はこう思う。」という考えが、頭から溢れ出るときが私にはある。

最近では「なんでタスクに手がつけられないのか」についての主張が記録されている。

このログは長めになるので、「思いつき・気付き」とは別に取っている。これもOneNote。

やりたいこと

いついつやる、とは決められないが、いつかはやりたいことのリストを持っている。

GTDでいう「いつか」リストである。以前はOmniFocusで管理していたのだが、今はExcelで管理をしており、OneNoteへ移した方がいいか? と悩んでいるところである。

しかし、将来的にはまたOmniFocusで管理したいと思っているところでもある。

読書メモ

本を読んだら、その中から教訓を見いだし、次のアクションに結びつけたい。
この思いを実現するために色々やっているが、うまくいかない。

山本伸(@shyamamo)さんの読書会に行ったのも、この思いが関係している。

以前は、本といったら一気に最初から最後まで読まないと気が済まなかった。
だから、まとまった時間を必要としていた。

しかし、子どもがいる父親となった今、そんな贅沢なことは言ってられない。

そこで今は、一回につき30分くらい読むのを繰り返して、一冊を読むという試みをしている。
そのとき、あとから内容を思い出すのを助ける読書メモがこのログだ。

これはEvernoteに記録している。

位置情報

笑わないでほしい。アラフォーともなると、つい、昨日のことも思い出せないことがあるのだ。

「あれ、おれ、昨日、どこいったっけ?」

これに答えるために、全自動で自分の居場所をiPhoneアプリによって記録している。
あなどるなかれ、これがかなりの効果がある。

「レビュー」のときも、あれ、どこにいたっけ? ということがままあるのだ。
わかってしまえば、ああ、あれやってたよね、と思い出せる。

この情報はかなり重要である。念を入れて、2つ(エントリ執筆当時は3つ)のiPhoneアプリを使っている。

出納記録

家庭によっては、妻が金銭管理を行い、お父さんはこづかいを貰うということになっていると思う。

我が家では金銭管理は私の仕事である。
私は2011年より、Windows派からMac派に宗旨替えしたので、記録はiComptaで取っている。

最新版のiComptaでは、Dropbox/iCloud双方で、OS X、iOS間の同期に問題があるため、前バージョンのiComptaを使っている。

 itunes.apple.com 
Mac App Store へ接続中です。
https://itunes.apple.com/jp/app/icompta/id402590139?mt=12
Mac App Store へ接続中です。

レビュー記録

PDCAのCとAの記録がこのログだ。

私は、立花(@ttach)さんと、jMatsuzakiさんのメソッドを足して2で割ったようなやり方をしており、Excelで帳票を作って、日次・週次・月次レビューを行っている。

SEな方には常識であるが、レビューにあたっては観点が重要である。
本来はここで私の観点を公開するべきだが、個人的で恥ずかしいのでご勘弁願いたい。
この観点はjMatsuzakiさんの思想が色濃く出ている。

EvernoteとOneNoteの使い分け

2011年にMacBook Airを買ったことにより、メインマシンをWindowsからMacへ移行。
その後、2013年にPentium4の自作マシンをMac miniで置換してから、我が家は完全にAppleの軍門に下った。

残るはNEC、最後の砦、無線LANルーターだけだ。

しかし、使い慣れたMicrosoft OneNoteだけは捨て去ることはできなかった。
どうしてもEvernoteのUXは取っ付きにくいのだ。

そこで、カレントの情報処理のOneNote、蓄積のためのEvernoteという使い分けをしている。
今、ホットな情報はすべてOneNoteの上にあり、当面必要がなくなった情報から随時、Evernoteに移動するというイメージだ。

アプリケーションの仕様により、最初からEvernoteと連携しているものは、その限りではないが。

まとめ

棚卸しをしてみると、結構あるな、と思うとともに、これで足りてるのか? という不安もある。
やはり、一人で考えていると物差しがないので、なにが正しいか、よくわからなくなってしまうのだ。

こういうときは、他の人の助言をあおぐに限る。
それが、北さんや佐々木さんのような専門家なら願ったり叶ったりだ。

10/18(土)のYokohama Lifehack Hands-onが楽しみでしょうがない。

追記

Yokohama Lifehack Hands-on 行ってきた。

Yokohama Lifehack Hands-on vol.1: 参加ハックス
すでに公開した通り、「参加者が自分にあったライフハックを構築・維持・改善することを目的とした、少人数制ワークショップ」と銘打ったYokohama Lifehack Hands-on Vol. 1へ行ってきた。 前回のエントリ ...
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