スポンサーリンク

起業家として、父親として何ができる?: 初めての読書会 Read for Action

ライフハック

読書会というものに行ったことがあるだろうか?
私も噂には聞いていたが、行ったことがなかった。

たまたまfacebookで友達から紹介されて、そのタイトルにピピッときたので参加することにした。

タイトルにこのサイトの最も重要なテーマである「父親」「起業」という、キーワードが入っていたからだ。

本当に紹介された直後、1秒未満、ミリセック(ms)のオーダーで参加を決定した。脊髄で反射して参加を決めたのは、最近ではこの件と立花岳志さんのワークショップだけだ。

吉越浩一郎恐るるに足らず(嘘)。

スポンサーリンク

(社会)起業家として、父親として何ができる?

<本気の社会起業家(候補)向け> READ for ACTIONシリーズ

というのが読書会の正式名称だ。その第一回が、

「社会起業家として、父親として何ができる?【父性】と、10年後の働き方を考える読書会」

というお題だった。

実は社会起業家の「社会」の部分はどうでもよくて(失礼)、起業家として、父親として何ができる?というフレーズが、二児の父親として、起業を目指すものとしては見逃せなかったのだ。

山本伸という人

この読書会を主催するのが山本伸(@shyamamo)さん。
経歴がものすごすぎて書ききれないので、以下のリンクを参照していただきたい。

友人の鬼軍曹のその当時の紹介では、ビジネスモデルジェネレーションの著者といろいろやっている人で、自分のビジネスモデルキャンパスの師匠である。
すごくいいので行って来いということだった。

初めての読書会の準備

初めてであるので何もわからない。
私が当時、疑問に思ったことをQA形式で記録しておけば、初めての方々のお役に立てると思う。

  • Q. 本は買って持っていくもの?
    • A. 原則Yes。伸さんの場合、本も主催者側で用意するのでいりません。ということもあった。
  • Q. 本はKindleなどの電子書籍でもよい?
    • A. 最悪OK。伸さんの読書会はフォトリーディングがベースとなっているので、紙の本のほうがやりやすい。
  • Q. 本は事前に読んで行くもの?
    • A. 読書会によって違うかもしれないが、伸さんの読書会では「どっちでもいい」。会の中で読む時間があるからだ。異常に短いが…。伸さんいわく「読んでこなくていい。その方が面白いから。」
  • Q. 本の他に持っていくものはあるか?
    • A. ペン、ノートなどの筆記用はあったほうがいい。また、携帯・スマフォなどでよいので、カメラがあると便利。

他にもあったような気がするのだが、忘れてしまった。
逆にこの4つさえ抑えていれば、困ることはないはずだ。

読書会のようす

この読書会は過酷である。

だいたい本は事前に読んでこないことになっている。
それを念頭において、以下のフローをお読みいただきたい。

  1. 数個のレゴを渡されるので、それで今の自分を表現する形を作る。
  2. 一人ひとり、一分から二分で自己紹介。
    • 名前
    • 今日はどこからきたのか(職場からとか家からとか)
    • 今日、参加した抱負
    • レゴの説明
  3. 本を読む。一冊の場合は章別に担当を割り振る。複数冊の場合は各自丸ごと一冊読む。5~6分でね!!
  4. 各自、読んだところの発表。大体2分くらい。
  5. 著者への質問を考える。1~2分
  6. 質問への回答者を割り振る。
  7. 自分に割り当てられた質問へ回答するため、本を読む。5~6分でね!!
  8. 各自、質問の回答を発表。
  9. 複数冊の場合、自分の本を左の人へ渡し、右隣の人の本をもらう。
  10. 一回りするまで上記を繰り返す。

雰囲気、伝わったであろうか?

終わった後はへとへとである。
飲まなければやっていられない。

まとめ

読書会というもののイメージは、事前に本を読むなり、会の中で(どうやってかはわからないけど)本を読み、お互いに感想を発表し合う、くらいに思っていた。

しかし、伸さんの読書会は、まさしく知的格闘技

数分で本の全体の概要、もしくは担当した章の内容把握を要求され、次々に発表していく。

脳みそフル回転の最大戦速。

最初から、じっくり読んで内容を味わおうという趣旨ではないのだ。

短時間で本のエッセンスをかき集め、個々人のフィルターを通した情報として発表し、リアルタイムにシェアされる。

このシェアが肝で、同じ本を読んでいても個々人の解釈は違っているので、思いもかけない発見がある。

さらにこの読書会はアルコールOKなので、ふだん以上に舌も頭も回る回る、で非常に面白いことになる。

こんな本の読み方もあるのか! と目からうろこの状態になること請け合いの、お勧めの会である。

追補

この<本気の社会起業家(候補)向け> READ for ACTIONシリーズは、いまだに続いている読書会である。

ぜひ、参加をお勧めしたい。

タイトルとURLをコピーしました