都内某所で115.90Mbps (14.49MB/sec)を叩き出す。
UQ WiMAXにEmobile(現Y! mobile)からモバイルルーターを変更してみた
モバイルルーターに求めるもの
なぜモバイルルーターを必要としているのか、人によってさまざまだと思う。
私の場合はノマドワークがしたいから。
自宅でも仕事場でもない3rd Placeでの作業はほどよく集中できるし、一つの店を最大で2時間くらいで出るので、休みなく集中して消耗しすぎるという事もない。
そこで、以下のような条件で探すことにした。
- 最悪でも2時間はバッテリ駆動できること
- 高速であればあるほどいいが、別に動画をストレスなく見たいわけではない。普通にWebが見れればOK
- 使用したい場所はほとんどが山手線の内側。しかし、出張などがたまにあるので地方であまり繋がらないのも困る
- もし電波が入らなくてもauのiPhone 5sでテザリングが可能なので、絶対ではない。ただし7GB制限があるのでバックアップとしてのみ考える
- 自宅には光回線があるので、自宅での使用は考えなくてよい
これを満たすキャリアで候補に挙げていたのが、Y! MobileとUQ WiMAX。
検討
もともとEMobileのPocket WiFi GL01Pを使っていたけど、今回の検討に当たり、Y! mobileを選択するのは他が全部だめならしょうがなくというスタンス。
経営にSoftbankが入ってきたというのもあるけど、UQ WiMAXを試してみたいという気持ちが大きかった。
なので、検討といってもUQ WiMAXに最初から決まっていたようなもの
実は、前回の検討のときにもUQ WiMAXを念頭においていたけど、端末貸し出しサービスを使うと、(その当時の立回先では)都内とはいえ建物の陰、中での電波強度に問題があることが判明。
その当時はテザリング可能なものを持っていなかったので、バックアップなしでは運用できないとなりEMobileにした経緯がある。
今回、一番気になったのがこれがどれくらい改善されているかだったけど、2年の月日が経っているし、テザリングによるバックアップがあるから大丈夫だろうと考えた。
導入後
恐れていた電波強度は相当改善されてた。
しかし、なくなったわけではなく、少なくなってはいるけど建物の陰、中では弱いという現象はたまに起こる。
特に、高さに弱い感じがあり、高層階では電波が弱くなる傾向があるように思える。
しかし、埼玉、山梨と東京を離れても十分に使えた。
電波さえつかんでしまえば、通信に関しては快適としか言いようがない。
100Mbpsを超えることが多く、まったく文句なし。
auのスマホユーザーならまとめて割引するサービスもあり、非常に満足。
NAD11 WiMAX2+
NECお得意の電波もので、超うすの機種。
電源のON/OFFにちょっと時間がかかるという欠点はあるものの、軽いし、バッテリも2時間は確実に持つ。
WiMAX2+の他のルーターは分厚く、NAD11よりは重い
ただし、私には必要ないけど、auのLTEが+千円/月で使えるメリットもある。
このへんは使う人の環境で損得が違ってくると思うけど、私には非常にマッチしており満足度は高い。
電源のON/OFFもスタンバイ状態にすることでカバーすることが出来る。
まとめ
2年ぶりのUQ WiMAXは確実にパワーアップしてた。
速度は言うに及ばず、条件付きとはいえ7GB制限もない。
端末の魅力も相まって、自分としては最高の選択だった。
【2016-09-18: 追記】 その後
2年間使ってきたけど全く問題がなかったので、NAD11はそのままに中のSIMをBIC WiMAX SERVICEからmineoにして継続使用することにした。
ほんとこの子は名機。導入はこのエントリに
【2017-06-13: 追記】 さらにその後
継続使用中もなんら問題なかったが、これを廃止して、自分のスマフォを格安SIMにしてテザリングすればもっと安くなることが発覚。
惜しまれつつも退役することになった
ほんとこの子は名機