毎日忙しいお父さん方、土日くらいはお子さんと遊んでる?
お子さんが補助輪のない自転車に乗ろうとしている、お父さん。
お子さんに自転車の乗り方を教えることはできる?
自転車はどうやって乗るもの?
なにを言ってんだお前。
自転車の乗り方なんか、簡単じゃないか!
- 自転車にまたがる
- ペダルをこぐ
以上だ。
大抵の子どもは少しふらふらすると怖くなってすぐ足を着いてしまうが、恐怖を克服して、ふらふらしても我慢して、力一杯こげばいいのだ。
最後は根性!
こんな風に思ってない?
小さい子の足の力は大人の想像以上に弱い。
だから、止まっている状態からジャイロ効果を出して安定させるには力が足りないんですわ。
なので重要なのは、ペダルをこぎ出す前にどれだけスピードに乗ることができたか。
スピードに乗るには、サーフィンのパドリングのごとく、足で地面をなんども蹴って前に進めればいい。
ここで十分にスピードに乗れれば、こぐ力は最小限で良いので、結果的に簡単に自転車に乗れる。
大人は力があるので、そんなことしなくても、いきなりこぎだして安定させられるけどね。
だから、子どもがなにを難しく思っているのか、理解ができないの。
自分だって、その当時は同じようなことで悩んでいたのに、昔すぎて覚えてない。
この「自転車にまたがって地面を蹴る」という動作が、小さい子どもが補助輪のない自転車に乗るときの、一番重要な動作。
でも、この動作は日常生活にはまったくなくて、自転車に乗るという、とても大変なことを行うときに初めて出てくる。
ならどうすればいいか?
事前に練習しておけばいい。
ストライダー(STRIDER)というもの
ストライダー(STRIDER)って知ってる?
幼児用の自転車から、補助輪、ペダル、ブレーキを外すと、ほぼストライダー。
なので、サドルにまたがり、地面を足で蹴って前に進むしかない。
これは前述したように、補助輪のない自転車に乗る、一番重要な動作。
ストライダーはこの動作を行わない限り、まったく役に立たない。
しかも、一度スピードに乗ってしまえば、ペダルをこぐのを止めて惰性で走っている自転車と、まったく同じ挙動になる。
これ以上に、自転車の事前練習にマッチするものがある?
親が教えなくても、子どものほうが楽しく勝手に覚えていっちゃう。
まとめ
補助輪のない自転車に乗ることは、小さい子どもにとってとても難しい。
それを子どもに教えることは、親にとってはそれ以上に難しい。
ストライダーはこの困難をいともあっさりと、突破しちゃう。
うちの子は2人ともストライダーに乗ってから、自転車の練習をしてる。
その結果、ストライダー歴の長かった下の子のほうが、簡単に自転車に乗れた。
なんと、その時間、わずか5分弱!
これには親のほうがあっけにとられた。
1万弱の投資でこれだけの効果がある。
3歳か4歳の誕生日にプレゼントすることを強くお勧め。
ただ気をつけて。
ストライダーにはブレーキがない。
販売元でも公道は走れないといってる。
やっぱり、お父さんが子どもを公園に連れて行って、日頃なかなか取れないコミニュケーションを取りつつ、一緒に遊んだほうがいいね。