シンガポール: マーライオンに護られた赤道直下のガーデンシティ

APACの拠点として、名だたる企業が拠点を置くビジネスの国。風光明媚なガーデンシティ。
海事関連に興味のある当ブログとしては、海上交通の要衝、マラッカ海峡への入り口にあたる国。

セントーサ島へ向かう途中の港はガントリーが並び壮観な眺め。
タンカーや貨物船もかなりの数、海上に錨泊していた。

今このサイト上部のバナーは、セントーサ島の巨大マーライオンのてっぺんから見たシンガポール沖の写真としている。(2015/12/10 追記: 現在は違います)

7/20〜7/26まで夏休みをいただいて、初のシンガポールに行ってきた。

メインはプール遊び、ユニバーサルスタジオ シンガポール、シンガポール動物園など娘たちの喜ぶこと。

でも、嫁はシンガポールならではのグルメや、マリーナベイ・サンズの宿泊を心待ちにしてたし、私ば起業後にここにブランチを作るとしたら… とイメージトレーニングに励んできた。(イメージはタダ)

もう、旅行からかなりたってしまったので、感じたことだけをポツポツに書いていこうと思う。

タクシー

シンガポールは狭いので、移動はもっぱらタクシーを使った。

例外はセントーサ島内の無料シャトルバスと無料トロリー(？)だけ。

ほとんどのタクシーがカード払いできるが、一部、現金しか受け付けないことがあった。
要注意である。

また、7人乗りなどの大型タクシーの場合、メータに出ている金額+10SGDになると言われ、払ってきた。
大型のタクシーは2台乗ったが、そういう説明をされたのは一台だけだった。
もう一台は普通にメータ通り払ったような。

また、時間によって取られる料金が違ったり、マリーナベイ・サンズ周辺に入るのに別料金を取られたり、かなり複雑怪奇。

あと気をつけないといけないのが、タクシーではVISAカードが使えない！

マスターはOK。
私のカードはVISAなので、タクシーは嫁のAMEXで払った。

しかし、これまた一部のタクシーでなぜか認証が通らなかった。
カード自体は普通に買い物できてるのにだ。
あれは勘弁してほしい。
たまたま現金を多めに持っていたからよかったが。

水

シンガポールは水をマレーシアからの輸入に頼っていると聞いていた。

現在では自給のために貯水池を作る、海水の淡水化などを進めているらしいので、水まわりがどうなっているのか興味があった。
国是として節水に励んでいて、シャワーとかの出が渋いとかあるのか。
赤道に近い国なのでそれは大変だなぁと。

ところが行ってみてびっくり。水は豊富に使えるし、シャワーは普通に出る。セントーサでは噴水が至る所にあったし、マリーナではマーライオンが潮吹いてる。
相当な努力をしているのが伺えた。

年金・住宅

タクシーの運ちゃんから教えてもらったのだが、シンガポールは税金が高い！と。20%所得から引かれて積み立てられると。

これ、私の英語力がないために理解できてなかったのだが、年金のことだった。

日本と違い、自分のものだけを積み立てていて、それが将来そのまま返ってくるシステムだそうだ。

あとすごいのが、国が家を持たせてくれること。
運ちゃんの話では国が無料でくれると理解したのだが、これまた英語力のなさ、正確には格安で売ってくれるそうだ。

ホテルの代金

アメリカとかだとチェックイン時はカードを読み取られるだけで、決済はされないと思う。
カードがない場合はデポジットとして現金を多めに先払いして、チェックアウト時に精算となるのが普通だと思った。

ところがシンガポールだと、チェックイン時にカードといえどデポジットの決済が行われる
デポジットなので多めだ。

これはびっくりした。
あとからリファンドされると聞いていたが、カードの明細を見る限りではデポジット分ではなく、本当の支払い分だけが載っているようだった。

空港

チャンギ国際空港(SIN)はターミナルが3つある、24時間開港している空港だ。
かなり広いためターミナル間には無人のシャトルが運営されている。

問題はこのシャトルが深夜には止まってしまうことだ。

私たちはターミナル3に接続されているホテルに泊まっており、ターミナル1から未明(早朝)便で帰国だったため、ターミナル間の移動手段をなんとかしないといけなかった。

一応、無料のシャトルバスが出ているのだが、単身の出張ならともかく、4人家族の海外旅行には絶望的に荷物の取り扱いが大変だった。

だって単なるマイクロバスなんで…

なので、帰国便のターミナルに接続されているホテルにするか、空港外のホテルからタクシーで直接ターミナルに乗り付けた方がいいかもしれない。
深夜にタクシーを用意してもらうという別の問題も出るが…

まとめ

娘達と夏の旅行へ行くと、どこであろうと「プール！プール！プール！」となってしまうのだが、それを満たしつつ、都会的な観光地というなかなかおもしろいロケーションだった。

最近、シンガポールへの旅行者は増えているということだが、いく価値はあると思える旅行だった。

しかし、ハワイとどっちがいい？と聞かれると、やっぱりハワイだよな…。