船、好き?
Yokohama Lifehack Hands-onのけりもつけいたいけど、こっちをどうしても書きたい。
ひょんなことから新木場の木場孝のカウンターで、大型クルーザーのオーナーさんに聞いた話。
夢の島マリーナ
アイキャッチ画像はイメージで、オーナーさんの船じゃない。
その方は新木場の夢の島マリーナに全長25mの大型豪華クルーザーを錨泊させてる。
そして、このオーナーさんはクルーザーに住んでおられる!。
夢の島マリーナでは、地上から電気と水道は引ける。
豪華クルーザーなので、キッチン・バス・トイレ、リビング、ベッドルーム、全部そろってる。
マリーナにもレストランがあるので、近くで外食もできる。
マリーナではイベントも組まれているので、悠々生活できるっぽい。
しかし、火曜日だけはレストランが休みなので、新木場のコンビニで食べ物を買っておられるようだけど。
12月には船に電飾がされてデートスポットにもよいそう。写真撮りに行ってみたい。
燃料代はどれくらい?
私もクルーザーは好き。
というか、できることなら夢の島マリーナに、大型のやつを一隻ほど置いておきたいと、常々思って十数年。
目の前にそれを体現しているお方がいる。
話しは弾む。
私は無邪気に夢をぶつけた。
「沖縄とか小笠原とか、自分の船で行ってみたいですよねぇ。(遠い目)」
オーナーさん曰く、
「沖縄まで行ったら、燃料費だけで数百万いってしまう。船の燃費なんてリッター数百メートル。」
衝撃的じゃない?
思わず「どこの国の主力戦車の話しですか?」と聞き返したわ。
そう、戦車並みの燃費の悪さ。
船の自重が車両と比べれば桁違いに重いのと、水の抵抗はタイヤの転がり抵抗より遥かに大きいからなんだろうけど。
このクルーザーの燃料は軽油で、タンクは確か500L前後といっておられた。
資源エネルギー庁によれば(2014/10/29 14時公開)、10/27の軽油の民間小売価格の全国平均は140.7 [¥/L]なので、満タンにすると¥70,350となる。
一方、東京港から那覇港までの直線距離はGoogle Mapによると約1,500km。
直線なんで、神奈川では陸を走っていたり、伊豆半島を横切っていたり、沖縄本島を北から南へ縦走したりしてるけど、
オーダとしてはこんなもん。
計算が面倒なので燃費を0.5 [km/L]とすると、必要な燃料は片道3,000Lだ。
そうすると、燃料費は片道¥422,100となる。
実際の航海は、給油、休憩などで何度か寄航するだろうし、陸の上を通るわけにはいかないので、距離はもっと伸びるはず。
往復で数百万のオーダーというのは間違いないだろう。
いやはや、すごい話しである。
まとめ
オーナーさんは気さくな方で、本業はなんとSE!だったりするので、夢は広がる。
私でもいけるのでは?
でも沖縄まで自力航走はむりだなぁ。
そうは思ったものの、そもそも船がない。
それに、これだけの船を所有できる人なら、これくらいの燃料費はへでもないのか?
まず、この推論は「船の燃費なんてリッター数百メートル」という所からきている。
燃費 0.5 [km/L]は私が勝手に推定したもの。
実際の値は聞けなかった。
しかし、この話しの数週間後に、内航の貨物船の船長さんと話す機会が訪れたのである!
その時の話は次のエントリで。
ものすごい、シンクロニシティ。