あけちゃいました。
BALVENIE 15年。
このウイスキーは私の一番好きなスコッチです。
実は、初めて自費で買ったスコッチがBALVENIE 10年で、一発で好きになりました(一番最初はブレンデッドはジョニーウォーカーの赤。シングルモルトはフィディックかモレッジのどっちか)。
でも、箱の中のカタログを見ると15年というさらに上のグレードがあります(12年というものもあります)。
誰かに「それは一本15,000円くらいか、それ以上くらいで市販されてる」と聞いて、「うわー、買えないや。」とがっかりしていたような覚えがあります(バーを3回我慢すると買えると思うんですけどね)。
それからは、バーでBALVENIEを飲みたくなると「15年ありますか?」と聞いてまわってました。
しかし、面白いことに10年と12年はおいてあるところは多いのですが、15年を置いてあるところは限られるんです。
しかも私がよく行くバーに限って置いてない。
池袋でレギュラーで置いてあるのは、私が直接確認した限りでは、「CRANE」、「TIPTOP」、「椿」です。
多分、あるんじゃないかというのが、「ITTEN BAR」、「もると屋」(ここは自分で頼んで飲んだような記憶も少し)です。
あれ、結構あるな。
いく店かえるか (^^;)
一番不思議だったのが銀座で、有楽町線の銀座一丁目駅のすぐ近くの「登貴」というバーで「BALVENIE 15年がなかなかないんですよ」と話すと、「うちにかぎらず、銀座ではBALVENIE
15年はよく出る。」と言われました。
おととしの秋くらいだったと思います。
今でもホントかよと疑ってはいるんですが(笑)。
そんなこんなで私にとっては(精神的に)入手難だった15年ですが、去年の1月に行った、アメリカはアラバマ州の普通の酒屋で発見しました。
しかも日本の10年の値段とほぼ同じです。
当然、即買いです。
でも、日本に持って帰ってきてもがぶがぶは飲めませんでした。
「これをあけたら、次は買えない。」という強迫観念があるのでしょうか、こいつを飲むのは「自分へのごほうび」、「なにかいいことがあったときのお祝い」のときだけでした。
バーでは、あれば普通に15年を飲んでいたのですが、自宅のボトルだけは普通に飲んでしまうのは抵抗がありました。
15年があるのに、また10年を買い足したりして。。。
そのボトルが今日、あきました。
去年、アラバマにいってから本日で丸一年がたっています。
計算して飲んでいたわけではないのですが、ハッと気がついて去年の手帳を見ると、「1/21 アメリカ出発 18 フライト」と書いてあります。
不思議なことに飲みおわった時間とピタリと一致します。
しかも、今日、15年の栓を抜いたわけは、アラバマでお世話になった友人から、E-Mailの寒中見舞いが届いたからです。
やはり、私にとって、BALVENIE 15年は特別なお酒のようです。